大型二種免許

大型二種を取る時の学科の教習内容!教習所で教えてもらう26項目!

 

大型二種を取る時の学科の教習内容!教習所で教えてもらう26項目!

大型二種免許の学科の項目は、「一種免許の復習」と「旅客対応」です。

この記事のポイント

プロドライバーとして、旅客を安全、確実、快適に届けることの重要性が分かります。

応急救護や障害者対応では、二種免許ならではの専門的な内容を実際に体験します。

全てがプロドライバーとして必要なことなので、事前に習う内容を知っておくと良いでしょうね。

大型二種の学科【第1段階】

20-02_大型二種の学科【第1段階】

最初に第二種運転免許の意義を習うことになります。

この講義を聴くことで、タクシーやバスのドライバーがどれだけ注意深く周りを見ていて、安全意識の高い理由が分かるでしょう。

二種免許の第一段階では、どのような項目を学習するのかご紹介しますね。

学科の第1段階

  1. 第二種運転免許の意義
  2. 信号に従うこと
  3. 標識・標示などに従うこと
  4. 車の通行するところ・車が通行してはいけないところ
  5. 交差点などの通行・踏切
  6. 安全な速度と車間距離
  7. 緊急自動車などの優先
  8. 追い越し
  9. 行き違い
  10. 駐車と停車
  11. 乗車と積載
  12. 交通事故のとき
  13. 旅客自動車に係る法令の知識
  14. 身体障害者等交通弱者への対応

No.1~14の中でも、特に注目したいポイントをお話しますね。

二種免許の意義

プロドライバーの責任と誇り持つことを学びます。

深い知識や非常事態への臨機応変な対応、お客さんの安全を守るなどの判断力や実行力が必要になります。

旅客自動車の心得

プロのドライバーとして、法令の知識が必要になります。

一種免許と違って、お客さんを第一に考えた運転が必要なんですね。

もっと詳しく

  • 旅客の安全を考えて、周りの危険な行動に対して事故を回避する
  • 旅客を安全、確実、快適に運送する
  • タクシー・バスの運転者の遵守事項

一般的な交通ルール

一種免許で習ったことの復習もします。

勘違いして覚えていたり、忘れていることが意外とあることに気づくでしょう。

障害者対応

旅客自動車の運転では、障害のある人に対してもプロとして対応が必要になります。
その人によって障害の程度が異なるため、本人にしっかりと要望を聞く必要があることが分かります。

ここでは、目が不自由な人の手を引いたり、歩けない人を車いすに乗せて移動する練習をやります。

やってみるとわかりますが、簡単そうで意外と難しいんですよ。

大型二種の学科【第2段階】

20-03_大型二種の学科【第2段階】

トラブルや事故など普段と違った状況に陥った場合、どう対応すべきかを習います。

一度では覚えきれないので、何度も復習して安全に対応できるようにしたいですね。

第二段階の学科では、どのような項目を習うか見てみましょう。

学科の第2段階

  1. 経路の設計
  2. 高速道路での運転
  3. 適性検査結果に基づく行動分析
  4. 安全運転と人間の能力
  5. 車に働く自然の力と運転
  6. 悪条件下での運転Ⅰ
  7. 悪条件下での運転Ⅱ
  8. 特徴的な事故と事故の悲惨さ
  9. 自動車の機構と保守管理
  10. 応急救護処置Ⅰ
  11. 応急救護処置Ⅱ
  12. 危険予測デイスカッション(技能とセット教習)

第二段階では実践的な内容が多く、No.1~12の中でも特に注意したいポイントをお話しますね。

日常点検や故障対応

自動車の故障のリスクを軽減するためにも、日々の保守管理が重要になります。

自動車の仕組みや、取り扱い方法、点検方法をしっかり習いましょう。

応急処置

二種免許ではお客さんの命を預かる訳ですので、もしもの時のに必要な「応急処置」が最も重要です。

学科の時間も6時間もあり、5時間が座学で1時間が実演となります。

二次災害の発生防止や具体的な応急救護の手順など、現場で混乱しないためにも細かく習うことになりますね。

心臓マッサージや人工呼吸もありますが、2回目なので恥ずかしさはだいぶ減りました。

かずなが
正直なところ、難しすぎて全部は理解できませんでした

応急処置が必要な状況に陥った時に、今の僕自身が率先して動けるか怪しいところです。

今後バスやタクシーのドライバーになることがあれば、しっかり復習して対応できるようになります!

大型二種の技能教習

20-04_大型二種の技能教習

大型二種免許の技能教習については、大型バスを運転することになります。

普通車と同じように、覚えなければいけない項目がたくさんありますので、大型二種免許の技能教習についてまとめたので、こちらも併せてご覧くださいね。

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大型二種免許の実技の項目を知っておくと良いかも知れませんよ?少しでも不安を解消して運転に集中したいですからね。

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大型二種免許の学科内容のまとめ

学科の項目を挙げましたが、たくさん覚える必要があることがわかりましたね。

学科は技能と違って出席すればハンコを貰えますが、全て大事なことなのでしっかり覚えて下さいね。

僕は教習スケジュール(学科と技能)を組んでもらったため意識しませんでしたが、技能を受ける前に学科の先行科目があるため、技能を予約する際は注意が必要です。

先行学科の例


技能「悪条件下での運転」を受ける前に、学科「悪条件下での運転Ⅰ」を先に終わらせるなど

その辺りは受付のお姉さんに聞いて、技能の予約を取ると良いと思います。

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かずなが

かずなが

運転することに興味があり、大型二種免許を取得しました。 大型二種で教習所に通うにあたって、知っておきたいことや気づいたことをお伝えしたいと思います。 その情報が困っている人の役に立てたら最高ですね。

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