お店に売っているラー油では、物足りないと感じたことはありませんか?
激辛と書かれたパッケージのラー油では、多少辛い程度に感じていませんか?
そんなラー油に希望を見いだせない人は、読んで頂きたいです!今回は僕が実際にラー油を作りました。
この記事のポイント
どうしても僕が納得できる辛さのラー油が欲しくて、自分自身で作ることにしたんです。
とは言え、普通の食材を使っていては普通のラー油が出来上がってしまうでしょうね(笑)
そうならないために今回は、普通じゃない唐辛子を3種類ご用意しました。
ラー油の作成とラー油を使って餃子を食べましたので、激辛好きの方は是非読んで頂きたいです!
世界最辛ラー油を作ろうと思った理由は?一番ネックな唐辛子をゲットしたこと
僕はラー油が好きですが市販のラー油だと入れすぎてしまい、すぐに使い切ってしまって小瓶が大量に出るのが嫌でした。
自分でラー油を作ればそんな問題も起きずに、好きなだけ使えると思っていましたが、作る手間と時間を考えると行動まで行きません。
そんな時!富山の激辛好きの友達が、3種類の唐辛子を栽培して送ってくれたんですね。
頂いた唐辛子
- キャロライナ・リーパー
- トリニダード・モルガ・スコーピオン
- ブート・ジョロキア
辛さの順番で並べていますが、キャロライナ・リーパーはギネス2位の辛さの唐辛子です。
どの程度の辛さかイメージがつかないと思いますので、辛いと有名なハバネロを例にあげましょう。
ハバネロの4倍以上の辛さ
- ハバネロの2倍以上の辛さがブート・ジョロキアです。
- ブート・ジョロキアの2倍の辛さが、キャロライナ・リーパーですね。
なんかめっちゃ辛い感じがしてきませんか?
キャロライナ・リーパーは病院送りの唐辛子
ニューヨークで開催された大食い大会で、キャロライナ・リーパーを食べた男性(34)が激しい頭痛、吐き気、首の痛みで病院に搬送されたそうです。
可逆性脳血管攣縮(かぎゃくせいのうけっかんれんしゅく)症候群だったようで、脳の血管が縮むことで様々な症状を引き起こします。可逆性は元に戻ることができるという意味です。
辛いのが得意で参加してる大会かも知れませんが、中途半端な辛さ耐性だと余計に危険なのかも知れませんね。
リーパーは死神の意味らしいです…(汗)
キャロライナ・リーパーを使ってラー油作り!気を付けるポイント
今回ラー油の作りに参考にしたサイトがあって、四川料理にバッチリ合いそうな自家製ラー油をご紹介しています。
作り方の正しい方法は、こちらのサイトをチェックしてみて下さいね。
ラー油作りの材料はこちら
キャロライナ・リーパーのラー油作りに用意した材料はこちらで
もっと詳しく
- 唐辛子
- 一味唐辛子の詰め替え用を6袋
- 花椒(ホアジャオ)
- 生姜
- ネギ(緑の部分)
- サラダ油(500ml)
です。スーパーで購入できるものばかりですね。
まな板にラップを敷いて唐辛子をり出します
頂いた唐辛子は3種類ありますがどれも危険すぎるため、辛み成分がまな板について怒られないようにラップを敷いてます。
自家製ラー油作りに使用する唐辛子は
頂いた唐辛子
- キャロライナ・リーパー
- トリニダード・モルガ・スコーピオン
- ブート・ジョロキア
です。どの唐辛子か分からないので、画像をチェックしてみて下さいね。
唐辛子を切るときに直接手で触れないこと
この3種類の唐辛子の取り扱いで注意して欲しいのが、直接手で触れないことです。
辛み成分が手につくとなかなか落ちないうえ、唐辛子を触れた手で目などの弱い部分に触れると死ねます。
絶対に直接触らないで下さいね!え?そんな機会がない?その方が良いと思います(笑)
唐辛子をざっくり切ります
3種類の唐辛子をざっくりと切ってみました。
種は辛みが強いみたいなので、そのまま使用します。
注意点としては、ざっくり切るだけでも目や喉に違和感を感じたので、絶対に換気扇を回しておくことをお勧めします。
サラダ油を500mlフライパンに入れる
ラー油の元となる油は、安いサラダ油を使いました。500mlでこんな量です。
具材をフライパンへ投入
ネギ、生姜、唐辛子を入れて点火!
あっ…花椒(ホアジャオ)入れ忘れた
花椒(ホアジャオ)を入れ忘れていたことに気づいたので、慌てて投入。
花椒は山椒の仲間で、 痺れの辛さを出すために入れます。
四川料理っぽくなってきましたね。
油の温度が上がったら、10分ほど弱火で唐辛子に含まれるカプサイシンを抽出します。
唐辛子をボールに出します
待ってる間に、一味唐辛子を6袋全てボールに出しました。
写真だと分かり辛いですが、意外と少ない…
唐辛子に水を少々加えます
30mlほど一味唐辛子に水を加えます。
あとでアツアツの油を入れたときに、焦げてしまわないようにです。
唐辛子に水分が加わりだまになりました
一味唐辛子と水を混ぜると写真のような感じで、サラサラ感はなくなりました。
油にカプサイシンの抽出ができました
10分経ったので油の方に戻りますが、良い感じで火が通ってますね。
ネギと生姜は水分を含むため、保存に向かないため取り出します。
ネギとショウガは取り出します
残ったのはキャロライナ・リーパー、トリニダード・モルガ・スコーピオン、ブート・ジョロキア、花椒です。
どれも刺激物ですね(笑)
熱々の油を唐辛子にかけましょう
辛みを抽出した油を一味唐辛子にかけていきますが、フライパンから直接だと怖いのでお玉を使って少しずつ入れます。
カプサイシン入りの油を全て投入
全ての油を一味唐辛子に入れました。とりあえずかき混ぜます。
濁ってて全然!イメージしていたラー油と違う(笑)
かき混ぜて冷えてきたら透き通った赤へ
ラー油が冷えてきたら油が透き通ってきました。
この色!まさにラー油ですね!
保存用の瓶に移してラー油の完成
あらかじめダイソーで購入しておいた、800ml入る瓶にお玉ですくって入れました。
綺麗な赤色の自家製ラー油の完成です!
初めて作ったのでバタバタしてしまいましたが、40分くらい作ることができました。
キャロライナ・リーパーのラー油は餃子に合うのか?自家製3種の激辛ラー油の実食レビュー!
僕の中ではラー油と言えば餃子!なので、餃子を作りました。
餃子はイトーヨーカドーの大判を使った、後は手作りですよ!餃子のあんを作るのは得意ですが、包むのは苦手(汗)
と言ってる間に焼きあがりました!
醤油、お酢、自家製ラー油を混ぜます。
餃子にたっぷりとたれを付けて…



鼻の奥をフルーティーな甘い香りが通り抜けて、あまり辛くないかも?と思った瞬間、口の中に全体に激辛の痛みが走りました。
普通のラー油は舐めても辛みを感じませんが、自家製ラー油はしっかりと辛みと痺れが効いていて最高の出来です。



簡単に作れて本当に美味しいので、自分でラー油を作ってみるのをおススメしますよ!
キャロライナ・リーパーの自家製ラー油を作った感想
今回は最高級に辛い唐辛子を3種類使って自分でラー油を作りましたが、本当に最高のラー油が出来上がりました!
あなたが市販のラー油に物足りなさを感じていれば、(面倒でなければ)ぜひ作ることをおススメします。
キャロライナ・リーパー、トリニダード・モルガ・スコーピオン、ブート・ジョロキアは手に入りにくいので、使わなくても全然いいと思います。
ただし1点注意して欲しいのが
香りに注意
今回使った唐辛子は独特なフルーティーの香りが強く、その香りが苦手な方だと厳しいといった点
です。そこまでの激辛を食べれる人なら、多少の香りくらいで怯まないとは思いますが(笑)
ラー油を気兼ねなく使いたい人は、自家製ラー油を作ってみて下さいね。